ライトウォレット

NIS

NEM Infrastructure Server(NIS)は、NEM ネットワークのバックボーンです。
NIS ノードは NEM のブロックチェーンを維持するノードです。
また、Webサーバーが組み込まれており、これを使用してブロックチェーン上の JSON RESTfulAPI 経由でクエリを処理します。
NIS ノードは NEM ネットワークではトラストレスでも問題ありません。
すなわちどのトランザクションでも NIS ノードを信頼する必要はないということです。
誰でも NIS を使用してネットワークにトランザクションをブロードキャストできます。
従来のブロックチェーンテクノロジープラットフォームのトランザクションでは、ブロードキャストする前にアカウントの管理をする人が署名する必要がありました。
トランザクションの署名は署名した人のコンピュータで常にローカルで行う必要があり、署名鍵は決してその人のコンピュータを離れることはありません。

NCC

NEM の最初のウォレットは NEM Community Client(NCC)です。
これは Java と Javascript のコードを組み合わせて書かれています。
NIS とまったく別のウォレットプログラムであり、ローカルで署名を行って、その後にトランザクションをNISノードに送信してブロードキャストします。
その NIS ノードは、同じマシン上にローカルにあることも、blockexplore.in のようにサードパーティが運営する様な外部アドレスにする事もできます。

よって NEM:XEM を送信して NCC でトランザクションに署名しても、誰もそのアカウントに関する機密情報を取得することはできません。
これは NEM がゼロから設計されたユニークな二層アーキテクチャで、誰もが任意のノードでトランザクションを安全に行うことができ、そのノードが第三者としてサービス料を請求する事がないためです。

ライトウォレット

NEM は最近ライトウォレットという新たなタイプのウォレットを導入しました。
これによってユーザーは NCC と同じようにトランザクションを送信できますが、Javascript で書かれたブラウザのWebページを使用することになります。
そこでアカウントの安全性を保ちながら、任意のNISを使用してパブリックネットワークで NEM:XEM を送信するための HTML ファイルを1つ作成できるようになりました。

NIS Web サーバーを通して、NIS は実質的にライトウォレットサービスプロバイダーの役割を果たしています。
追加のアドインやプログラムを実行することなく、安全な NIS に Web ブラウザでアクセスすることはできますが、ライトウォレットを使用する際もっとも安全な方法は、Javascript や HTML をサポートする任意のデバイスでローカルに実行することです。
これを行うべく、ライトウォレットは、 NIS を起動することが必要のないスタンドアローンバージョンとしてリリースされました。
ライトウォレットでは、初心者がブロックチェーン技術の複雑さにかかわらず、NEM プラットフォームにアクセスできるようにして、安全かつ容易にトランザクションを行うことができます。

ライトウォレットはなぜ重要なのでしょうか?
この新しいライトウォレットによって、マーチャントがライトウォレットの Javascript コードを Web サイトの Web ページに組み込めるようになりました。
これによって支払いを容易にできるようになります。
これは数分で行うことができ、NEM ブロックチェーンのデータを容易に利用することができるようになり、マーチャントがアクセスできるようになれば、NEM エコシステムはより活性化します。

ライトウォレットの使い方

オプション1: http://nem.io/install.html に移動します。
nginx light wallet をダウンロードして解凍します。
サーバーを起動するために、nginx.exe を起動します。
次にWebブラウザで http://127.0.0.1:7778/ に移動します。
stop-nginx.bat を停止するためダブルクリックします。
これで自分のライトウォレットを安全にローカルで実行できます。

オプション2: NIS をダウンロードして同期してから、Web ブラウザで http://127.0.0.1:7778/ に移動します。

ヒント: パスフレーズウォレットを作成する場合は、長く安全なパスワードを作成することを強くお勧めします。

注意: ライトウォレットは非常に軽いです。
nginx.exeをダブルクリックすると、なにも起こっていないように見えるかもしれません。
ブラウザで http://127.0.0.1:7777/ のページにアクセスでき、ライトウォレットが読み込まれていれば、正しく開始していることになります。
stop-nginx.bat をダブルクリックすれば、ページが読み込まれなくなります。

トラブルシューティング: ライトウォレットを実行しているマシンと同じマシンでNISを実行している場合は、ポート7777にアクセスしようとし競合が発生するので、どちらか一方を実行するようにする必要があります。
あるいは設定ファイル内のポートを調整する必要があります

注意: ライトウォレットは現在サポートされていません。


公開日: 2016年1月13日
ソース: https://blog.nem.io/lightwallet/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です